日々の感想を書いてます。
回想録的な、双六的な
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日経PLUSのオシムインタビューを見て
サポティスタのサイトにも載っていましたが、オシムが何故こんなに日本に傾注しているのか今までずっと自分の中では謎だったんですが、その一端を少し理解できるものがあったので紹介しておきましょう。だって、レアル・バルサからオファーがあった人なんですから・・・


「千葉の監督になって驚いたことの一つが、負けチームにサポーターがブーイングではなく“次はがんばれ”と励ますことだった。どうもこの国には結果だけにとらわれない文化がある、ということに気づいた」

「日本には豊かであることを逆にコンプレックスに感じているサッカー関係者がいる。ハングリーでないと。でも、経済的に恵まれ、何でも選べる中からあえてプロを選んだ日本の選手にはサッカーをする喜びがまだある。そこは欧州のカネまみれのサッカーより、ずっといいと私は思う」

日本に感化され、同化したという意味ではない。それでは皆さんもつまらないし、私が監督をするメリットもない。ともに働きながら、日本人の面白さに感じ入った、ということです。何というか……日本のアンビバレントなポリバレント性に。民主主義を原則としながら天皇制があるみたいな。みんなを尊重するやり方といいますか」



アンビバレントとは二律背反のことで、ボリバレントとは物事に対処できる柔軟性ということです。
日本はアルバイトしながらでも(しんどいけど)高望みしなければなんとか暮らしていける国です。夜中働いても身の危険はほとんどない。夜中出歩いても、薬中毒の人間と出くわすこともない。かといって、Jリーガーが外資系金融会社の平社員の給料よりも圧倒的に高いかといえばそうでもない。もっと確実に普通の暮らしを求めることも出来る。色々選択の幅がある中でリスクは高いがリスクに見合ったリターンもあまり期待できない金のないJリーガーを目指し、それでも人々から尊敬される存在になるために日々努力する日本人選手の多くが持っている気概というか生き様というか、そういうものにオシムさんは惹かれたのかなと思いました。サポも負けてもいいけど、チームのらしさは失うなという方が多いですよね?

思えば日本映画でも描かれる日本人というのは他の国とはやはり異質な部分はあります。実直で生真面目であり目標に向かって一直線に突き進む精神性といいいましょうか。こういう人物はハリウッドはじめ欧州映画でも出て来ないように思います。欧米では露骨に生活のために働いてるということを口にしますが、日本では豊かだからなのか口に出して生活のためにということは表現しませんね。そういうところからも、民主主義を基本としながらも天皇制の思考回路が備わっているように感じるのかもしれません。

数日前の日経新聞でも、インタビュアーの武智さんがガンバを褒めてましたが今回のオシムインタビューもナイスです!!日経新聞は他のどの新聞よりもサッカー記事が奥深くて良いですね。経済面はうそバッカリだけど・・・


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